2011年11月27日日曜日

泥棒未遂。

つい先ほど知ったのですが、昨夜うちの家に泥棒未遂があったようです。ちなみにその時に私は一人でステイ先の家でくうくうと眠っていました。泥棒が入ろうとしたドアは私の眠っている頭のすぐ横で1メートルも離れていませんでした。


赤のバツ印が泥棒未遂現場、その横の棒人間が私が寝てる場所と向き。
ちなみに頭の横ぐらいに窓があります。

〝この家、今は誰もおらんからドアを壊そうぜ!〟っていう声を聞いた近所のおばちゃんがかけつけてくれたらしく、その瞬間に蜘蛛の子を散らすように声の主たちはどこかに逃げてしまったようです。おばちゃんの話しでは複数の若い男だったそうな。確かに言われてみれば昨日の深夜にそのおばちゃんの声を聞きました。まあそもそも本来なら私が一人で家にいるから一緒に泊まってやってくれってウチの家族からそのおばちゃんがお願いされてたはずなんですけどね。おばちゃんは「私はなまけもんやから家にかえるわ」ってゆうて昨夜は家にかえってもてたんです。

その前の晩は私はサラメンチューク高校に宿泊していたし、オトウトスとママスは病院でパパスの看病をしていたので我が家には誰もいなかったので昨夜の泥棒たちが前日に事前の下調べでチェックしに来ていたとしたらうちの家にだれもいないと勘違いしたのも無理はありません。だってうちの家はジェネレーターが壊れているので12時以降、発電所からの電力供給がストップすると真っ暗。さらにいつもなら台所にランプの火を灯すのですが、ランプのつけ方が分からなかったので昨夜は灯さずに寝ていたからね。

とりあえず今日は、そのおばちゃんの旦那さんがうちの家の番人として玄関の床の上で寝てくれているのですが、さっきから結構外でガンガン物音してるのにぐーすかとイビキをかいて熟睡しているので依然として心配です。

まあ、この国は悪さをしようにも顔を見られたらアウトなので完全犯罪が見込めるとき以外は基本無茶しないはずなので安全っちゃ安全なんですけどね。小さい島だからもし悪さをしてその時にだれかに目撃されてしまったらコミュニティーに存在できなくなってしまうのです。コミュニティーに存在できなくなる=死。大げさなようですが嘘ではなく本当の話。親と喧嘩した、親戚と仲違いしたといった理由で自殺者が多いのも結局自分のいる場所が簡単になくなってしまうから。日本だといくらでも逃げ場があるけど、人間同士のつながりが強いここにはどこにも逃げ場がありません。

恐くないかってゆうたら恐いですけど、そんなにじゃあ危険なのってゆうとそんなでもないことも頭では分かっています。でも、昨日自分のすぐ真横に泥棒がいたんだって具体的に考えちゃうとやっぱりちょっと恐いんだなぁ。

まぁ、うじうじゆうてもしゃあないから寝るけどね。おやすみー。

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