2011年11月8日火曜日

涙のカップラーメン。

電気が無くて朝食が食べられなかった日は学校で朝食としてチョイスという韓国製の唐辛子の味しかしないカップラーメン(1ドル)を食べ、昼食に読み方も分からない中国製の化学調味料の味しかしないカップラーメン(80セント)を食べる。

そんな生活にも最近疑問を感じなくなってしまった私だが大いに心配なことがある。
この調子でいけば味覚障害になるんじゃないのか。

先日、チュークにあります三大スーパーの一つにて、日清ラ王が半額、大盛りイカ焼きそばが半額になるという事件があった訳です。(二つとも日本から輸入されたやつです)
元々の値段が4ドル弱やったのが、1.95ドルになったんですね。

まあ理由は、賞味期限が切れたからなんですけど、隊員同士の会話はこんな感じです。

「やばいって!まだ一ヶ月ちょっとしか賞味期限過ぎてないのにラ王と大盛りイカ焼きそばが半額なってたよ!」
「え?ほんま?一ヶ月ぐらいなら全然いけるやん。」
「ちょっと今すぐ買い占めてくるわ。」

そして、わさわさと大量に買い込んで賞味期限を見ると八月の中頃で過ぎていました。
まあ二ヶ月ちょっとか…。情報とはちょっと違うけど、でも〝かなり新しい〟と自然に考えている自分が恐ろしい。まあ実際、島のマーケットでは賞味期限なんてあってないようなもので普通に一年とか切れていたりするんです。

悲劇はこのあと起こるわけです。

日清のラ王を口にした瞬間に涙が落ちたんです。うまい…うまいよラ王。

大盛りイカ焼きそばにソースをかけた瞬間に江洋軒の焼きそばに見えたんです。
(読者のみなさん、明石駅に立ち寄った際は是非江洋軒に立ち寄りましょう)


ほんの一瞬ですが、カップラーメン如きに心を奪われた自分がいました。
ええもんを大概食べてきたはずやのに、カップラーメンに涙するとは…。

堕ちてるぞー。堕ちるとこまで堕ちていってるぞー。

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